契約書を作るときに気をつけたい5つのポイント(2025/4/1)
契約書を作るときに気をつけたい5つのポイント〜牧法務事務所(京都・福知山市)より〜こんにちは。京都府福知山市の行政書士、牧です。日常生活やビジネスの中で、「あとで言った・言わないでもめないために」契約書を作ることはとても大切です。ただし、契約書はただ作ればよいというものではありません。実際にトラブルになった例を見ていると、「契約書はあったのに守られなかった」というケースもあります。そこで今回は、契約書を作成するときに気をつけたい5つのポイントをお伝えします。⸻1. 契約の目的をはっきり書く契約書は「何のための契約か」が明確でなければ意味を持ちません。たとえば「業務委託契約」と一言で言っても、何の業務か、どんな範囲かをはっきり書く必要があります。×「業務を委託する」○「ホームページ制作業務を、仕様書に基づいて委託する」⸻2. 金額・支払い方法・期限を明確にお金のことは特にトラブルが起きやすい部分です。いくら、いつまでに、どの口座に支払うのかは、必ず具体的に記載しましょう。例:「2025年5月末日までに、甲の指定する銀行口座に一括で振込む」⸻3. トラブル時の対応を決めておく「契約違反があったときどうするか」「キャンセル時は?」といった万が一のときのルールも明記することが重要です。違約金や損害賠償、契約解除の条件などを決めておくことで、お互いに安心して契約を結ぶことができます。⸻4. 曖昧な表現を避ける「できるだけ早く」「なるべく協力する」など、あいまいな表現はトラブルのもとです。誰が、何を、いつまでに、どのようにを明確に書くことで、誤解や揉め事を防ぐことができます。⸻5. 最後に必ず相手と内容を確認しあういくら正しい契約書を作っても、相手が内容をよく理解していないまま署名するのは危険です。作成後は、内容を一緒に読み合わせ、「誤解はないか」を確認してから締結しましょう。⸻■ 契約書の作成でお困りなら、牧法務事務所へご相談ください契約書は、**将来の安心を守るための“お守り”**のようなもの。しかし、インターネットの雛形をそのまま使うと、あなたのケースに合っておらず危険なこともあります。牧法務事務所では、一人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの契約書を作成しています。京都・福知山市を中心に、オンライン相談も可能です。初回相談は無料ですので、「これで大丈夫かな?」と感じたときは、ぜひお気軽にご相談ください。